世界の通貨特集 世界の通貨特集
ポイント1
世界の基軸通貨
第二次世界大戦以降、経済力・政治力・軍事力で世界トップの地位を確立するアメリカ。その通貨ドルも世界の基軸通貨として世界中で使用・保有されています。ここ数年は、双子の赤字(財政赤字・経常赤字)や、欧州単一通貨ユーロの台頭など、懸念材料もありますが、それでも他国に及ぼす影響力は依然として大きく、対ドルの相場は為替取引で第一に注目すべき点と言えるでしょう。
<近年のドルの動き>
1985年、ニューヨークのプラザホテルに5カ国の蔵相・中央銀行総裁が集まり、ドル売り協調介入を決定(プラザ合意)。為替相場はドル安に傾き、日本のバブル景気もあり、ドル/円は
150円を割る。さらに1995年、1ドル79円75銭の円高を記録。2001年3月から米経済は景気後退入りしたが、2001年第四半期に再びプラス成長に転じて以降、14四半期連続プラス成長となっており、依然として拡大基調にある。

ポイント2
高金利
米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気を回復のため2001年に過去最多となる年間11回の利下げを実施しました。2004年6月に約4年ぶりとなる利上げを行い、以降15回連続でいずれも0.25%刻みで利上げを行い、現在のFFレートは4.75%となっています。政策金利は連邦公開市場委員会(FOMC)で短期金利の指標であるFF金利の誘導目標が決められます。バーナンキFRB議長を始め、7名のFRB理事と副議長であるニューヨーク連銀総裁を含む5名の地区連銀総裁で構成されます。

ポイント3
豊富な情報量
情報が広く公開されており、取り扱う金融機関も多いため情報収集(新聞・TV・インターネット)が容易であることも大きなポイントの一つです。注目すべき経済指標は「貿易収支」、「経常収支」、「失業率」、「GDP」、「消費者物価指数」などがあります。他にも世界情勢やテロ、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長やFRB役員の発言も市場を動かす要因となります。ちなみに9.11テロでは有事のドル買いとは逆に、ドルが売られ、スイスやカナダなどテロに狙われにくい国が買われています。

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