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有事のスイスフラン かつては有事のドル買いと言われましたが、2001年9月の米同時多発テロ後は、ドルが売られスイスフランが買われました。永世中立国であることから地政学的リスクが高まったときにリスク回避通貨として買われる傾向にあると言えます。ユーロへの参加が取り沙汰されていますので、その動向に注目される点です。 低金利 スイスフランは日本と同様、世界的に見ても低金利の通貨となっています。ですのでキャリートレードと言われる、低金利の通貨を調達して売り、高金利通貨を買って運用する手法が活発に行われています。2004年9月にスイス中央銀行(SNB)は政策金利を0.25−1.25%に設定を変更し、その後現在まで同水準を継続して維持しております。 注目すべき点 変動要因として「失業率」・「貿易収支」・「消費者物価指数」・「KOFスイス先行指数」などがあります。近年は近隣諸国であるユーロ圏の低迷、なかでもスイス経済への影響が大きいドイツ経済の低迷がスイス国内経済に対して大きな打撃を与えており、スイスフラン通貨の上値を重くする格好となっていました。最近はヨーロッパ・ならびにドイツ経済も回復基調であることからスイスフランも緩やかな回復基調になっています。引き続きの懸念材料としては、原油相場高騰などが挙げられます。前述にもありますが、永世中立国であるための、有事の資金逃避先として選ばれる事が多いことも大きな注目ポイントです。 |
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